呪縛から解き放たれた。

「母親を許せない」
「父親を許せない」
「姉を嫌い」
「妹が憎らしい」

そんなふうに思ったことはありませんか?

このように、感情的に許せない、
というご相談で対象は
家族が圧倒的に多いです。

どうしても許せない
という気持ちは
重苦しいもので、

側にいる家族なら
なおさらです。

そして、実は

この家族に対する
「許せない」気持ちと
向き合っていくと

ほとんどの方は
あることにたどり着きます。

それは

お母さんの
感情抑圧
です。

お母さんの感情抑圧とは
どういうことでしょう?

感情抑圧とは
自分自身が感じている
本当の感情を感じづらいことにより

自分自身の感じている
本当の感情を抑圧して
感じないようにする、

または小さく感じたり
無意識に軽視して
感じとることをいいます。

お母さんが
自分の感情を抑圧することにより

子どもは正しい感情が
わからなくなり、

・受けとる必要があるのに
受けとれない

・受けとらなくていいのに
受け取ってしまう

ということが起こります。

受けとる必要があったのに
受けとっていないものが
ある人は

孤独感が強く、
人を信じられないことがあり、
人間関係で疲れてしまう
傾向が高いようです。

そして、

受けとらなくていいのに
渡されてしまったもの
がある人は

こうすべきなのに
こうでなければいけない

こうしたいけれど
してはいけない
というふうに
常に葛藤を心の中で繰り返し

自分の選択や方向性をなかなか
決められないということがあります。

これらの感覚の大半は
無意識下に
押し込められていますから

ごく当然のこととして
(または性格と捉えてしまい)

見直すことができず、
現在の人間関係に投影されてきます。

私はご相談を受けてきて
なんども思いました。

お母さんたちに
もう少しだけ

そう、

ほんの少しでもいいから

自分の弱さや大変さを
そのまま表現できる環境があったらいいのに。

子どもは親が葛藤をもっていたり
不完全だとは知りません。

お母さんがつらそうだったり
しんどくしていると

自分が悪いから,
お母さんはつらいんだ。

そんなふうに
非をたぐりよせて
自己否定感を感じてしまうのです。

その自己否定感を埋めるために
誰かの期待に応えようと
過度の努力をするようになるかも
しれません。

そして、

より歳が若いもの、
より体を小さいものに
ストレスを与えることで
優位に立てる、

そんなパワー乱用を
無意識に覚えてしまうこともあります。

生きづらさが根付く瞬間です。

前のクライアントさんもそうでした。

一度しか会ったことのない人のことで、
4年間ずっと
苦しみ続けてきたそうです。

そこを見ていくと、

子どものころから
自分ばかり
得をして

どうしてもゆるせない
お姉さんが出てきました。

その感想をご本人の承諾を得て
シェアいたしますね。

四六時中私の頭に住み続ける
その人と

私は自分を比較し
優越感を感じたり

その人のように
ならないように
しようと思ったり

その人の欠点を非難したり
あざ笑ったり、恐れたり

いつもいつも実際には
一度しか
会ったことがない
その人を
ずっと思い続けていました。

人に話したときに

その人のこと好きなの?

と
言われたくらい、
強烈に私の頭に
こびりついていました。

それが苦しくて
辛くて
しんどかったんです。

もうどうにかしてほしい、

そうだ!

いっそ死んでくれたらいいのに。

そう何度も何度も
繰り返し思いました。

セッションを受けたのは
そんな彼女への執着から
解き放れたいと思ったからです。

ワークを始めて
シートに書いていくと
その原因がだんだんわかり始めました。

姉でした。

姉に似ている彼女と会ったことで
姉との関係で起きたいろんな気持ちが
蘇って、私をおかしくさせていたのです。

不思議なことに
ワークが終わり
すっかり
彼女のことが
腹が立たなくなりました。

そして一度しか
会ったことがないその人を
憎んでごめんなさいと
思えるようになりました。

子どもの頃
親が自営業で忙しかったので
私は5つ上の姉とよく
一緒に過ごしていました。

長女の姉は母のお気に入りで

ことあるごとに私を馬鹿にして
使い走りにしました。

今、親の相続の問題があるのですが
それも姉の思うように進んでいます。

私は悔しいと思いながら
何も言えずにいたのです。

どうせ言っても、姉には叶わない。

何十年も
そう信じてきてしまった。

それが分かったのです。

そして姉は表と裏がある人で
母のお気に入りであると同時に
母を最後まで恨んでいました。

そのとばっちりを受けたことも
理解できました。

姉が私に言ったことや
やったことは、
私が悪いからじゃない。

姉が母親との関係に
傷ついていたからだった。

「お姉ちゃんもつらかったんだね・・・」

それに気づいたとき
呪縛から解き放たれたんです。

もう彼女のことは
まったく気になりません。

力が戻ってきたように感じています。

今でも姉のそういったところは
嫌ですが、
以前のように怖くはありません。

しばらくはこの新しい自分で
姉と向き合っていこうと思います。

(Fさん 40代 女性)

Fさん、ありがとうございます。

家族は本当に
学びが深い関係ですね。

今の悩みは、
今が原因ではないこともあります。

呪縛があるなら、
サクサクほどいて

人間関係を
気持ちよくしていきましょう^^

#お客様の声

>子育て、人間関係、親とのこと。あれもこれも試したり学んだけれど、やっぱりスッキリしない。

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